64ビットOS対応、物理シミュレーションが強化されたCarrara8
Carrara8 は、DAZの3DCG統合ソフトで、3Dオブジェクトの配置、モデリング、レンダリング(アニメーションも可)が出来るソフトだ。
モデリング機能は、3Dフィギュアの服から肌がはみ出ているのを直す程度で、専用モデリングソフトにはかなわない。しかしまあ、定価約$150(2010年のレートだと1万円ちょっと)で、これだけの機能が揃っているものは、他にはないだろう。
Poserとの親和性が高く、PoserライブラリからCarraraシーン内に直接モデルを呼び出せるのもポイント。
新機能
- 64ビットハードとOSに対応し、より複雑なモデル・シーン作りが可能になった。また、マルチスレッドもサポート。DAZでのテストでは、平均してレンダリング時間が200%短縮されたようだ。
- COLLADAとFBXによるデータ変換精度が改善された。
- フィギュアや服を、ゼロポーズにせずにCarraraのモデリング機能で編集出来るようになった。ポーズをとった状態での服の変更(ハミ出し対策など?)に役立つ
- ネットワークレンダリング機能が改善された。マスターマシンからのノード切り離しも可能に。
- 法線マップに対応した。
- 何度もアンドゥ・リドゥができるようになった。(ただし、メモリ搭載量などによって制限はありそう)
- ユニコード対応。3Dテキスト(文字を3D化する機能)で日本語が使えるほか、オブジェクト名にも日本語名がつけられる。
- 地形ウイザード、スカイシミュレーション、リアルスティックスカイ、ツリーモデラー、地形モデラー、ボリュメトリッククラウド、オーシャンプリミティブなど、自然のシーンを表現する機能が満載。このうち、Carrara8では、植物ごとに異なる葉を生やす?機能が追加されたようだ。
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ゴッドレイ(雲の隙間から差し込む光のような効果)やバーンドア効果が使えるようになった。バーンドア効果は周囲の色が映り込む機能?
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パペッター機能が追加。ポーズからポーズへ、マウス操作で補完しながら移行できる機能で、動きのタイミングをマウス操作で指定できるため、「生きた動き」を比較的簡単につけることが出来る。
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剛体物理シミュレーション(固いもの同士がぶつかるような動きの物理シミュレーション。有名なオープンソースのBulletを採用)、ソフトボディシミュレーション(柔らかいものがぶつかるような動きの物理シミュレーション)が搭載された。ただし、またベータ版。
色々あるけども、目玉は64ビット対応(ハイスペックPCを持っていれば、その性能がいかんなく発揮される!)、ゴッドレイなどのレンダリング関連機能追加、剛体、軟体物理シミュレーションあたりだろう。
Carrara8
PoserやDAZ STUDIOとの親和性が高い統合3DCGソフト。
英語版のみのため、初心者にはとっつきにくいが、レンダリングの美しさ、スピードからPoserフィギュアのレンダリング目的に使用しているユーザも多い。
関連:
Cararaは、比較的低価格ながらモデリング、レンダリング、アニメーションの充実した機能を持つ統合3DCGソフトです。3DフィギュアポージングソフトPoserとの親和性も高いです。
Poser関連の情報は、
Poser覚書にまとめてあります。